ウェルニッケ中枢に主に刺激を与える速聴は、脳のある一点へ刺激を与えていることになります。ところが、ウェルニッケ中枢への刺激には、「汎化作用」というメリットがあります。大脳の一ヶ所が刺激を受けて活性化すると、その効果がほかの部分にも好影響を及ぼすという作用です。
脳は、超緻密な神経細胞の集まりで作動するネットワーク。ひとつの部位だけが単独で働くのではなく、それぞれの役割を担った部位が瞬時に連携プレーを行っています。つまり、ある部分が活発に活動し出すと、その影響を受けて他の部位も活性化され、同じような速さで動き出すというものです。それは、脳内に新しい神経ネットワークを次々に作ります。これらが働き出せば、潜在意識の奥底に眠っていた脳力が目覚め、さらに開発されていくのです。
とくに、ウェルニッケ中枢は潜在脳力の「開発の(ツボ)」と呼ばれていて、ここを刺激することで脳のすべて、「全脳」を活性化させることができます。そのため、ウェルニッケ中枢が左脳側にあるとしても心配ご無用。汎化作用によって、脳の左右のバランスが取れてくれば、あなたの持っている本来の潜在脳力は開花するのです。
簡単に表すと、速聴、ウェルニッケ中枢への刺激、追唱スピードのアップ、汎化作用となります。結果、速聴は全脳の活性化に通じ、あらゆる脳力が引っぱり出されます。とくに「集中力」「記憶力」「決断力」といった三つの脳力は顕著に現れ、これらは実際の作業をするうえで大変役立ちます。
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